袋帯や京袋帯の向きが分からない方へ
上から順に当てはめていってください。判断が楽で、例外が少ない基準から並べています。
説明文の中の帯の名称(六通帯、全通帯など)が知りたい方は、こちら
1.中無地から距離が遠い方が、タレ
2.柄の向きが下になる方が、タレ
3.お太鼓になるメインの柄から距離が近い方が、タレ
4.オランダ線がある方が、タレ
5.【作家名】【メーカー名】などの文字や落款が入ってる方が、タレ
時々、文字が両方に入っている帯があります。その時はあきらめて次の判断基準へ
6.界切線がある方が、タレ
「界切線とは帯端にある線の事」というのは乱暴な説明で、一般の方にも分かりやすい言葉で一言で定義するのは難しかったりします。帯の中には、凄く紛らわしいものがありますので、帯の仕立て屋である当社でも新人スタッフは、たまに間違えます。
帯端にだけあって、帯本体の中に1本もない横線があれば界切線と考えてください。関東仕立ての場合は、表からは見えないように仕立てられてますので、帯端の内側を覗きこんでください。
ただし、多くの帯には、タレ先にも手先にも界切線がありますので、その場合、この判断基準は使えません。
7.メインの柄が向かって右側に来る方が、タレ
8.ここまでの、どれも当てはまらない場合は、好きな方を使ってください
時々、全通帯や半巾帯で、何の判断基準も見出せず、もう「作ったメーカーさんにしか分からない」という帯があります。この場合は、どちらか一方に自分で決めて着用しても差し支えないと思います。
九寸名古屋帯や八寸袋名古屋帯のタレ先が分からない方は
こちらのページの手順2の所に詳しく書いてますので見て下さい。
昨日ときょう、2日間集中講座で着付けを習っているまったく着物に関してシロートの人間です。頭の歩留まりが悪く、昨日習った名古屋帯の締め方がまったく思い出せず(だってテキストとか何もくれないんだもん)、高い授業料払ったのにと、ネットで調べていてここに来ました。
目的の松葉仕立ての名古屋帯のたたみ方が明快で、その上、業界のことにうとい私でも楽しい文章とビジュアルとで、とっても楽しかったです。また寄らせていただきます。
ところであと2時間ちょっとで2日目の講座ですが、人が1回で覚えるところを、3回くらい聞かないと分からない、困った脳なので(冗談ではなく)、途方に暮れて、なぜかビールを朝7時台から飲んでる50代女です。練習用の紬を、帯締める手前の状態で着ながら(だって帯の締め方が思い出せない)、ビール缶片手に朝日を浴びております。覚えが悪い私でも着物一人で着られるようになりたーい(泣)。来月アメリカ人の知り合いが40年ぶり来日で来るから、着物でおむかえしたーい。
分かります。「家に帰って復習しようと思ったら、全てを忘れていて復習できない」という状況。私も得意としておりました。
でも、絶望感の表現力は素晴らしいと思います。私の持論ですが、ふてぶてしくグイグイ押していけば人生うまくいくんですよ、きっと。
くろすぬさんへ。
えらいですよ~。勉強家じゃないですか。すばらしいですよ。
わからない、で終わらせないできちんと調べていらっしゃるのですから。
要は慣れですよ。絶対着られるようになります!
そういえば昔着付けの先生から「あんたのはお太鼓じゃなくて暴れ太鼓だ!」といわれたことが。こんな私でもなんとかなっておりますから。
こちらのブログはほんと細かく書いてあって勉強になりますよね。毎回更新楽しみにしています。
ブログ担当の方々、頑張ってください。更新待ってます。
ありがとうございます。更新頑張ります。
暴れ太鼓って表現、面白いですね。作り帯でやってみたら面白いかも。