少しでも安く着物を楽しみたい!

そんな乙女心が招いた凄惨な悲劇を知ってください

リサイクル帯を安く買えたと喜ぶ着物女子

リサイクル帯を試着してみる

縫い針が刺さる

これは狙撃 !? 

 

針が刺さった拡大写真

いや、違う

 

着物女子への狙撃ポイント

周囲に ここを狙い打てるような建築物はない。

 

まさか、教団の刺客・・・

 

着物女子を狙ったのは教会?

倒れた着物女子

 

パパ、ママ、先に旅立つ親不孝な娘をお許しください

 

着物女子・天国へ

 

㈱みつやまWEB担当の皆様、今日中に発送予定のお客様が2名おられますので宜しくお願いします

 

眠りにつく着物ガーリー女子-2

 

 

彼女を殺したのは、縫い針

 

そのリサイクル帯は検針されてますか?

私達、帯の仕立屋は古い帯のリフォームや作り帯への加工などを行う前には まず事前に検針器で針の混入がないかをチェックします。

そうすると、出る出る、針、針、針、たまにホッチキスの芯

繁忙期には毎日数本の帯から針が検出されます。なかにはマチ針が十数本出てきた事も。

そんな事があると我々は、まだ仕立てをしてもいないのに 人命救助をしたかのような達成感に包まれるのでございます。

実際に古い帯から検出された針の写真

古い帯に混入していた針1
錆びてる上にマグネットパワーを帯びてます。

古い帯に混入していたマチ針
定番のマチ針。大量に入ってる事もあります。

古い帯に混入していた折れた針
一番怖い小さく折れた針

古い帯に混入していた糸がついたままの縫い針
糸がついたままの針。ありえないようで、ちょいちょい見かけます

アンティーク帯は言うまでもなく 特に平成6年、PL法(製造物責任法)が施行されるまでの古い帯は かなり怖いのです。

そして、さらに恐ろしいのは、PL法とは製造業者を対象にした法律であるという事です。リサイクル着物や帯の取扱い業者は対象ではありません。

流通の狭間に存在する盲点。

悪気なく 多くの販売業者は この問題を意識すらしていません。何故なら検針なんてものは仕立屋がやるものと長年決まっており、無関係の事と思っていますから。

 

という事でー

 

 

死の淵から蘇った着物女子

 

リサイクル着物と帯の営業

リサイクル帯一覧を見る

以上、手の込んだ営業でした。