社名 | 株式会社みつやま
【 住所 】京都府京都市北区紫野花ノ坊町48番地
【 TEL 】 075-462-7690
【 営業時間 】9:00~17:00
【 休日 】土・日・祝日・盆・正月
【 創業 】昭和52年 10月1日
【 資本金 】1000万
【 従業員数 】49名
【 事業内容 】帯の仕立て縫製 作り帯 撥水加工 帯芯販売など
受付窓口・駐車場・駐輪場
手前の民家の奥にL字型に当社の敷地があります。
会社窓口は写真の左側、その隣が駐車場。写真の右にあるのが駐輪場です。
会社の特徴
帯の仕立て屋としては大手です。
帯の仕立てをしている帯の仕立て屋です。(事情を知らない方には変に聞こえるかもしれませんが、外注ではないという意です。よく聞かれますので。)
帯であれば出来ない種類の仕立てはありません。
最近、和装需要の低迷で新規顧客を獲得する事が難しくなっていることから、今現在のお客様を大事にしよう、リピーターになっていただこうと考える呉服屋さんが増えており、
「大事な帯を間違いなく綺麗に仕立てる役割の会社」として評価を頂いております。
逆に通販の激安品向けの仕立てでは、あまりお役に立てないかもしれません。
設備
最善の方法で業務を行う為の機材が揃っています。
ガード加工や樹脂加工などの大型機械
写真は樹脂加工の機械です。
ボイラー2機
弊社の各機器(ガード加工や樹脂の機械、蒸気アイロンなど)に蒸気を送る為のボイラーです。
どちらかにトラブルが起きても業務に支障が出ないように2台あります。
自社で設計した帯専用のプレス台
写真に写っている業務用アイロン自体は特に珍しいものではありません。
企業秘密なので意図的に写しておりませんが、写真に写っている帯は、両端が引っ張られてピンと張られています。
この「帯の両端をピンと引っ張る、帯よりも長い機械」が弊社独自設計のプレス台です。
昔は職人が足で押さえて引っ張りながらアイロンをしていたそうです。
帯に熱や蒸気を加えるときは、ちゃんと張った状態にしてからでないと無駄に余計な方向に縮んだり、多くの蒸気が必要になって帯に負担をかける事になるからです。
各種ミシン
仕立て屋なのでミシンがあるのは当たり前ですが、昔ながらの動力ミシンからプログラムしたとおりに自動で縫製をする最新のミシンまで色々なものがあります。
耳を割る為の長い棒
仮仕立ての通称「耳割り」と呼ばれる一工程の写真です。
帯とほぼ同じ長さの棒を帯の中に通して両脇の縫い代を割ります。
世の中には「仮仕立て」しかしていない仕立て屋さんと「本仕立て」しかしていない仕立て屋さんが多いらしいのですが、弊社はどちらも承っております。
大型の検針器
ダブルチェックがかかるタイプの検針器です。シングルタイプだと稀に検針モレします。
縫い針の混入を防ぐのは、仕立て屋にとって最も重要な業務です。稀にでもモレてはいけません。
ご挨拶
代表取締役社長 卓 日英
当社は帯の仕立て屋という括りではなく、帯の製造における最終工程であるという認識に立ち、その上で出来る事全てを事業範囲と捉えています。例えば検品。例えば物流。例えば誰もよりも多くの帯の実情を知りうる立場からの提案。
これらに伴う諸業務をフレックスタイムに近い高待遇で集めた優秀なスタッフで実行する。それが弊社です。
統括部長 中村 哲也
我々のモットーは直接の取引先ではなく、エンドユーザーを満足させる仕立てを目指しております。それにより、直接のお客様にも喜んで頂けると信じております。これからも、より多くのお客様に喜んでいただく為に事業を拡大していきたいと思います。