帯が短くて締められない ふくよかなお客様

アパレルと違って、帯にはサイズ表記がありません

原因その1 太っている

市場に出まわている商品は、メーカーや柄の付き方で大きく差はあるものの、ヒップ100㎝以上の方は締められない可能性が出てきます。120㎝以上の方ですと、もうOUTです。

 

原因その2 帯が標準寸法より短い

西陣では、江戸時代から続く老舗メーカーは珍しくないですが、人間は江戸時代より大きくなっています。
ですので、昔の帯は、現代人には短すぎる場合が多々あります。

新品の帯の場合、大半のメーカーが現代人寸法に移行されていますが、未だに古来の寸法を守っておられる所もあります。
経費節約で中無地を長くしすぎている帯もあります。この場合、帯自体の長さは足りるのですが、脇腹に無地部分が出てしまいます。

 

解決策

丈直しをする

帯を切断し、途中に生地を足すことで帯丈を長くします。
知識のない加工屋さんが、たまに大事故を起こします。信頼できるお店に頼みましょう。
帯を長くする時の生地を足す場所を知りたい方は、こちら。

 

作り帯にする

通常の着付けと違い、作り帯は縫い糸で固定できる分、短い帯をかなり長く使えます。
切らずに仕立てるタイプと、切ってしまう二部式がありますが、効果は二部式の方が大きいです。

作り帯についての解説は、こちら。

 

締め方を工夫する

腕の良い着付け師さんなら、色々な部分を工夫して(手先やタレなどを少しずつ詰めたり、胴巻き部分を少なくして)何とか締めてくれます。
私の着付けの師匠はヒップ120超ですが、普通寸法の帯をギリギリ締めておられました。(お太鼓の柄が少し上目になって、やや厳しい感がありましたが)

 

自分で手先を足す(全通帯以外は効果が薄い)

 

自分で手先を付ける

帯に合う生地を用意して、適当にくっつけます。お太鼓で隠れる位置を継ぎ目にしてください。帯に合う生地を見つけるのが難しいところです。

 

新品なのに標準寸法より短い帯は、購入したお店に返品する

今時、1丈1尺5寸を下回る帯は不良品であり、それがメーカーの共通認識にもなっています。
小売店も、極端に短い帯と知っていれば仕入れる事はしないので、相談すれば返品を受け付けてくれる場合も多いと思います。