前回チャレンジした企画で、市販の生地でオリジナル帯を作ってみましたよね!
前回は単純に仕立て屋ならではのものを作りたいということで、「他にはないとんでもなく長い帯」を作成したわけです。
今回はそれを更にリメイクしてオリジナリティ溢れさせちゃおうという挑戦を試みたのでした…!
市販のレースを付けてみた
● まず、長さは通常の4メーター程度に直しました。
● 少し細くしました。(男性の着用する角帯程度の細さです)
● ゴールドのレースを縫い付けました! (※2メーターしか買わなかったので胴回りに来る部分にしか付けませんでしたが、全面に付けたりもっと余らせて飾り結びの一部に用いるのも良いと思います)
フサフサ付きの紐
● 細くして余った分で筒状の紐を作りました。
● 両端にタッセル(フサフサ♪)を付けました。(端はタッセルを差し込みキュッと絞るように手縫いしてあります)
完成品でアレンジ結び
帯自体は細いのですが、レースを付ける事によりある程度の幅が出ました。
一重と二重目をズラして、折り返して巻くことにより、レースの重なりがいい感じに出ました。
先程のフサフサ紐は帯と共布なので目立ちにくいのですが、ねじねじすることによって存在感を出しています。
メインの帯自体はシンプルなリボン結びですが、フサフサ紐の長さを生かして後ろでリボンを上乗せ出来ました。
タッセルはあえて左右のバランスを揃えないことで、見る角度によって表情を変えています。
前からも後ろからもインパクトのあるアレンジが出来ました!
かっ・・・かわいいじゃないですかっ!!(自画自賛)
浴衣帯の結び方は自由度が高いので、手作り帯では思いっきりコーディネートを遊んで良いと思います!