時々、Tシャツとかジーンズを帯にしたいというお問合せを頂くのですが、
著作権などの問題でお断りする事が多く、ずっと心苦しく思ってたので 仕立て屋さんに依頼せずとも 自分自身でTシャツを帯として使う方法を載せておきます。
ロックバンド「ニャンタスティック カルテット」のツアーTシャツを使って説明していきます。
©株式会社ニャンタス
このTシャツをー
こんな感じの帯に出来ます。
とりあえず、Tシャツお太鼓を使ったコーデ写真を見てください。
お太鼓というよりも銀座結びに近いかもしれません。
コーデの特徴としては、ベレー帽、ブラウス、スカート、ブーツを使ってるところ。
それと、帽子につけたニャンタス バッジと胸元のニャンタス リボン。
耐性テスト
強風が吹き荒れる近所の橋の下で 着崩れ無視で動き回ってもらいました。
帽子が吹っ飛ぶぐらいの風です。
でも、全く崩れてません。優秀。
Tシャツ帯のやり方を解説。
1.適切な大きさに切ったフェルトをTシャツの上に置く。
フェルトは生地屋さんなどで売っていて、ブ厚めが扱いやすいです。
今回使ったフェルトは厚さ2㎜強で、値段は1400円/1mぐらいのもの。
丈はTシャツと同じ長さ、幅は帯の幅と同じぐらいに切って上写真のように置きます。
31㎝前後で、細身の方ほど狭くするのが一般的です。
フェルトは、見せたい柄が前にある時は、背中側に。
背中側に見せたい柄がある時は、前側にセットします。
別に絶対にフェルトでなければならない理由はありませんが、
何かしらの土台を用意しないと Tシャツがグシャっとしてしまい、せっかくのロゴやイラストが綺麗に見えません。
今回、フェルトを使った理由は、「以前にフェルト素材で帯を作った時のフェルトが余ってたから」というセコい理由からですが、
フェルトは、かなり摩擦力がありTシャツが滑らずフィットするのでオススメです。
2.フェルトに沿ってTシャツを折りたたんで安全ピンなどで固定する。
こんな感じで思いつくまま止めまくっていきます。
完成形。きっちり止まってるかどうかが成否の分かれ目です。
半幅帯を結ぶ。
羽が大きめの普通のリボン結びにします。
帯揚げを使ってTシャツの上側を固定します。
こんな感じで帯揚げにTシャツをひっかけてー
前で帯揚げを結んで背中に固定します。
今回は、帯揚げではなく、会社で余っていたレース生地をそのまま使っていますが、
これは厚手のフェルト生地を土台にしているから形が安定するのであって、
もし、ペラペラで不安定になるようであれば、角出し用の帯枕(1000円前後で売ってるようです)を使うと良いと思います。
帯締めを使ってTシャツの下側を固定します。
だいたい このへんの位置に帯締めを当ててー
ぐっと押し込んで、前で結びます。
完成です。
パクリ元
いかにも自分のアイデアかのように語ってますが、かなり前にお友達のちかさんがやってたネタのパクりです。
でも、フェルトは我ながら良いアイデアだと思います。(たまたま会社で余ってただけですが)
ちかさんに許可を得て写真をお借りしました。
まとめ
一見すると ちょっと難しそうに思えるTシャツお太鼓(というか銀座結びの親戚)ですが、
フェルトを下敷きのように使う事でTシャツが凄く扱いやすい物体になるので、着物を着慣れてる方なら簡単ですよ。
こんにちわ。私も推しのバンドTシャツで作りました。私は厚手の接着芯を重ねて帯幅にして…作りました
liveにも着物でしか行かないので せっかく買ったTシャツに陽の目を当てたくてしてました(*^^*)タレはシャツの裾が貧相なので黒のレース等で live仕様に派手目に…
おお~!タレにレースですか
素敵ですね~~~!
真似してみようと思います!
すごく簡単なんで是非~
※私もちかさんの真似なんですけどね(笑)