薔薇を可愛く作るポイントは、立体的に作ることです。
必要な道具と材料
厚紙
洗濯バサミ
ボンド
はさみ
ピンセット
深緑色(モスグリーン)の帯芯ハギレ
朱色(ボルドー)の帯芯ハギレ
今回は台座は薔薇の蔓や葉をイメージして、深緑色(モスグリーン)の帯芯ハギレを使用しました。
バラは人気色の朱色(ボルドー)の帯芯ハギレです。
つまみ細工というとピンセットがないとできないというイメージですが、なくても作れますよ(人´∀`*)
ボンドを塗るときに、土台を作った厚紙の残りを利用すると手を汚さず、べたっとたくさんボンドがひっつくことなく塗れます。
土台の作り方
土台となる厚紙を用意します。
大体でいいので、直径3㎝の円を作ります。
コンパスがあればきれいな円が切り抜けますが、なくてもラップの芯の底などの適当な円をあてがって鉛筆でしるしをつけて切り抜くのもきれいにできます。
それから、厚紙が薄目で台紙として強度が心配な方は、同じ大きさに切り抜いた厚紙を2枚用意してボンドで貼り付けてしっかりした厚紙を作るのも手です。
台紙用のハギレを準備します。
台紙よりも少し大き目のハギレを用意したいので、ハギレに先ほど切り抜いた台紙を載せてその周りを少し大き目にぐるっと鉛筆でしるしをつけます。
そして、それを切り取ります。
ボンドを塗ってから
切り抜いたハギレの上と台紙をボンドで貼り付けます。
台紙ハギレの部分に適当な間隔で切り込みを入れていきます。
勢い余って台紙まで切らないように注意!
あまり間隔があいていると、後で折りこみにくいので少し細かめに。
切り込んだハギレの部分にペタペタとボンドを塗っていき、内側に貼り付けていきます。
ペタペタ。
土台完成!
花びら準備
いよいよお花部分を作っていきます。
花びらを準備します。
今回は
3㎝×3㎝ 6枚(外側2段部分)
2.5㎝×2.5㎝ 6枚(内側2段分)
の12枚の花びらをつくります。
定規で測って、鉛筆でしるしをつけます。
しるしをつけた通りに切っていきます。
チョキチョキ。
花びらが揃いました。
花びらの作り方
バラの花びらの形を作ります。
いよいよ、土台の上にバラを作っていきます。
点線部分を谷折りにしていきます。
折れました。
ここでボンドをつけていきます。
○で囲った部分同士を貼り付けていきます。
折り目がつかないように、ふんわりひっつけるのがポイント。
しっかりつけます。
また、洗濯バサミで挟んで乾くまで待ちましょう。
乾くと、こんな感じ。
次は花びらを立体的にするためのコツです。
次は、このあたりにちょんとボンドをつけます。
上の三角部分の手前のハギレだけをつまみます。
角より少し下部分をピンセットで持ちます。
ぺたっと。
こんな感じです。
次にここにボンドを貼ります。
こんな感じ。
少な目にしないと、乾きにくいしはみ出ます。
ピンセットでつまんで
貼ります。
乾くまで、また洗濯バサミで挟んでおきましょう。
これで花びらは完成です。
土台に花びらを貼っていきます。
一段目
いよいよバラを作っていきます。
土台の厚紙が見えているあたりに、ボンドを塗ります。
たっぷりすぎるとべっちゃっとなって汚くなってしまうので注意。
いよいよ花びらを乗せていきます。
3㎝×3㎝の大きい花びらを外側から貼っていきます。
貼ったら指かピンセットでしっかり押さえます。
順番に貼っていきます。
外側3枚貼れました。
横から見るとこんな感じ。
ふんわりしています。
二段目
次に外から2段目を貼り付けます。
3㎝×3㎝の大きい花びらにボンドを塗っていきます。
最初に貼った外側の花びらと被らないように、花びらと花びらの間に、2段目の花びらを貼っていきます。
残りの2段目の花びら2枚も貼っていきます。
外側2段目まで貼れました。
三段目
次に外から3段目を貼り付けます。
ここから、2.5㎝×2.5㎝の小さ目の花びらになります。
外側から3段目の花びらも、外側から2段目の花びらと同じように順番に3枚とも貼っていきます。
また貼り付けるときは、外側から2段目の花びらとかぶらないように、花びらと花びらの間に貼ります。
できました。
花芯部分の作り方
いよいよ仕上げ。
花びらの中心部分(花芯)を作っていきます。
花びら3枚を引っ付ける
残っている花びら3枚をつないでいきます。
青で囲った部分に、ボンドを塗ります。
右側の花びらの裏側、黄色で囲った部分(前からみると黄色の点線で囲った部分)と貼り付けます。
左の花びらの端っこと引っ付けます。
今回は花びらの中心あたりに貼ります。
好みによって貼り付け位置は変えてしまって大丈夫です。
裏はこんな感じ。
次は、3枚目の花びらをひっつけます。
青で囲った部分に、ボンドを塗ります。
右側の花びらの裏側、黄色で囲った部分(前からみると黄色の点線で囲った部分)と貼り付けます。
貼りつきました。
裏側。
貼り付けた花びらを輪になるように貼り付けます。
青で囲った部分に、ボンドを塗ります。
右側の花びらの裏側、黄色で囲った部分(前からみると黄色の点線で囲った部分)と貼り付けます。
やじるしの方向に丸めていきます。
ボンドがはがれないようしっかり押さえてつけます。
花芯ができました。
上から。
横から。
こんな感じになります。
花芯のとんがっている部分を切ります。
バラの中央に貼りつけたときに載せやすいよう、点線部分を切っていきます。
ちょきん。
切れました!
これで花芯の完成です。
花ビラに花芯をつける
これから、先に作った花びらに花芯をつけていきます。
先に作成したバラの花びらの中心に、たっぷり目にボンドを出します。
ボンドの上に花芯を載せます。
花芯はハサミで切った部分が下で、ボンドと接着する部分です。
やりました!
完成ですヽ| ゝ∀・*|ノ
後はボンドが乾くまで、そっと置いておきましょう。
バラのつまみ細工、アレンジ ワンポイントアドバイス☆
今回は花びらをふんわりさせて、立体的に作りましたが、
この時に○の部分をしっかり折り目をつけるとちょっと角があるバラになります。
薄紫色(ラベンダー)のバラで作ってみましたよ。
楽しく簡単に作れるので、ぜひ作ってみてください(*’U`*)
ヘアピンにしてみました
今回作ったバラのつまみ細工でヘアピンを作ってみました。
土台と同じ台紙を用意します。
(今回は直径3㎝の厚紙と、それにハギレを貼り付けておきます)
真ん中にボンドを塗ります。
端は、貼り付けたときにボンドがはみ出やすいので、少な目につけます。
ボンドをつけた台紙に、ヘアピンの台座部分を載せます。
ヘアピンの台座部分の上にもボンドをつけます。
この上に、つまみ細工のバラを重ねます。
乾くまで時間がかかるので、洗濯バサミで土台を挟んで固定しておくと便利です。
乾いたら完成です。
ハンドメイド レシピ一覧
つまみ細工でバラを作る方法を載せています。
おはようございます、花びらの大きさを倍の6センチで作りたいのですが、台紙の大きさはどのくらいがいいでしょうか?教えてください。
単純に2倍にして頂ければOKですよー