夏かがりとは?トンネルかがりとは?

トンネルかがり部分の拡大写真

上写真のように、お太鼓の脇部分を あえて縫わずにピラピラな状態にする仕立て方の事。

 

トンネルかがり部分の図解写真

  • 赤:縫製部分
  • 青:縫製されてない部分

 

夏かがりと トンネル仕立ての図解

  • 赤:縫製部分
  • 青:縫製されてない部分

解説。

お太鼓の脇(青部分)を縫製せず、タレとお太鼓の上部分(赤部分)を縫製したものが【夏かがり】【夏仕立て】【トンネルかがり】【トンネル仕立て】などと呼ばれる仕立て方です。

※  通常の仕立てでは、赤部分も青部分も縫製します。

 

 

二重太鼓に見えるのか見えないのか?着用している写真を撮りました。百聞は一見にしかず。

八寸袋名古屋帯の夏かがり・トンネルかがり仕立の写真

八寸袋名古屋帯の夏かがり・トンネルかがり仕立の拡大写真3

八寸袋名古屋帯の夏かがり・トンネルかがり仕立の拡大写真4

八寸袋名古屋帯の夏かがり・トンネルかがり仕立の拡大写真5

八寸袋名古屋帯の夏かがり・トンネルかがり仕立の拡大写真6

八寸袋名古屋帯の夏かがり・トンネルかがり仕立の拡大写真8

つまり、二重には見えますが、二重太鼓の帯に見せかけることは出来ません。

八寸袋名古屋帯(一重太鼓)は どう見ても八寸袋名古屋帯(一重太鼓)ですから。

少数派ですが「この仕立方をする事により準礼装として使えるようになる」という方もおられます。が、基本的に帯の格を上げる目的で この仕立て方にする事はありません。

※ 八寸袋名古屋帯でも、綴れ帯に関しては元々 礼装用です。

また、一重太鼓を二重太鼓の帯に見せかける仕立て種類としては、比翼仕立て、無双仕立てというものがあります。こちらは、ちゃんと二重太鼓の帯に見えますが、八寸袋名古屋帯には適していません。

 

夏かがりにする目的、メリットは涼しげに見える事。

実際に涼しいわけではありませんが、オシャレとして涼しげな雰囲気を出す為に仕立てられます。

 

着心地をモデル担当に聞いてみました。

ごんちん ブログ担当
「どうでしたか?夏かがりにした八寸袋名古屋帯の着心地は?」
黒留袖女子2 モデル担当
「いえ、別に・・・」