帯の額縁仕立ては、地域、企業、人によって異なる仕立てを差す事が多く、使い方が難しい言葉である。

まずは、共通の話から

額縁仕立て 帯

言葉の由来

上図は、帯を裏から見た図です。図のように額縁のように仕立てる事から、額縁仕立てと呼ばれています。また、洋裁にも、似た意味を差す同じ言葉があります。

 

額縁仕立ての目的やメリット

A:名古屋帯を開き仕立てをする時に否応なしに、この形になる

B:帯の表側から裏地が見えにくくなる

C:本袋のように見える

 

 

額縁仕立てという言葉が持つ4つの意味

 1.九寸名古屋帯の開き仕立ての事を差す

最も多数派が、この認識です。

 

2.九寸名古屋帯の開き仕立てで、裏地をつけず、帯芯が見えている状態お仕立てを差す

某大手さんが、このポジション。

 

3.九寸名古屋帯の開き仕立てで、裏地をつけて、帯芯が見えない状態の仕立てを差す

西陣の取引先で、ちょくちょく見ます。

 

4.袋帯で、上図のように額縁のような状態の仕立てを差す

一時期、すっごく売れて、指がちぎれるぐらい仕立てました。最近は見ません。

 

 

本題。額縁仕立ては、下手に使うと危険な言葉。

言葉とは、コミュニケーションの道具です。

故に、聞き手によって受け取り方が異なる言葉は、道具として微妙ですよね。

 

額縁仕立てではなく、「裏なし開き仕立て」「裏付き開き仕立て」というのがベスト

最も誤解がありません。